広報動画「自衛隊の ソレ、誤解ですから!」 Vol.2のを実際はどうなのか??
経験した身として、説明していきます。。。
誤解⑦ 長期休暇とか取れなさそう
Youtubeよりスクリーンショット
ハワイ、アメリカ行きます!
実際のところは
海外に行くまでに申請と手続きが必要になります。自衛隊の看板って言う形で行きますので、治安の悪い場所や日本との関係は悪い場所は基本は許可が下りないこともあります。
そして、海外に行くまでの過程は提出書類や確認周りは多いです!!
自衛隊での海外に行く場合
部隊にもよると思いますが・・・・
まず初めに、分隊長→小隊長→准曹士先任→隊長という形で口頭にて許可をもらいます。
その後、書類の作成、パスポート類の印刷(コピー)
作成後、各それぞれの書類を
分隊長→小隊長→准曹士先任→隊長 →○○司令
という形で印鑑回りを行う。
作成から完成し許可(決裁)までかなり日数かかるときも・・・
なので、海外渡航については、休暇期間決まってから、
早めに申し出ることが必要になったりします。
それ以外では
自分が勤めている会社に比べたら、自衛隊はかなり休暇期間が長い!!
一番長い期間休めるのは冬季休暇
部隊にも本当によるんですが、自分が経験したのが冬季休暇が20日間休みあったりしました。
個人的には休みが多い時は、登山の縦走や、地元の友人に会ったりして過ごしていましたが、
今思うと、いい思い出となります!!
誤解⑧ 既卒者ってムリ?
Youtubeよりスクリーンショット
自衛隊に沢山の人たちが入隊してきます。
前職が警察、白バイ隊員、芸能マネージャー、東大生などなど
結構、驚く人たちが入隊してきます。
自分が31歳の時に、元空自の身分を隠して、広報ROOMに行った事あります。
やはり、年齢が30を超えると、おすすめされないです。
体力的な関係なのか、それとも、入隊して昇任出来ない事での将来性のことだと
思います。
既婚者の方でも入隊してます。
部隊の条件もあったりますが、大体は半年~1年は営内で過ごし。
その後営外居住の許可が下りたりします。
最近では、男性自衛官でも育児休暇は取れますが、入隊して部隊配置後に育児休暇を使う人は
部隊はあんまりいい顔をしないのでご注意を・・・
誤解⑨ 先輩、怖そう
Youtubeよりスクリーンショット
当初、自衛隊入りたての時は、バインダーでたたかれたり、ビンタされたりしました。。。
あれもいい思い出です!
けれど、今の自衛隊はパワハラなどに敏感であり、処罰の対象となるので、指導する側はよく考えて指導します。
それで、言葉での圧力が重い時(精神攻撃)がありますが、何かしらの物理攻撃が無い時は。。。。
先輩の性格では相当耐えてるところもあります。その時は、重々反省の色を出すと、その先輩との関係は良い方向に保たれると思いますよ!!
誤解⑩ 給料低そう
Youtubeよりスクリーンショット
手取りで言えば、入隊当初、約14万
10年働いて、手取り約18万
ですが、自衛隊にいた時は、正直少ないと思ってました。
けれど民間企業に入り、一人暮らしとなってみたら
自衛隊の方がお金は多いことに気付きました!!
民間→手取り現在(21万)
自衛隊→手取り18万
一人暮らしとしては
家賃、ガス、水道、食費、娯楽費
などなど引かれることが多いです。
自衛隊だからと言って、お金使いすぎると、
友人から税金泥棒って言われるので、ほどほどに使いましょうねw!
誤解⑪ ママの人とか居なさそう
Youtubeよりスクリーンショット
育児休暇も使えたりしますその際に、有事の際は人数に含まれなかったりとします。
うちの部隊は何かしらの事やっていたのですが、託児所は基地内には常設してなかったです。
やはり、これに関して心配であれば、部隊に確認した方が良いです。
誤解⑫ 訓練についていけなさそう
Youtubeよりスクリーンショット
訓練はついていけなそう。
基本、空自は体力系の訓練ばかりではないです。
車両操縦の訓練、停電した想定での訓練など、沢山の訓練があります。
それぞれ専門に特化した訓練などで、部隊によっては、放水訓練をやったり、催涙ガス体験(訓練)で鼻水ダラダラして涙ボロボロしている訓練も待ってます。
自分にとっては、嫌な訓練もありますが・・・・・
最後に
自衛隊に入ると、沢山の事の経験をしたりします。
大変なことは沢山あります。が少なからず楽しいこともあります。
入隊者にとっては、勤務内容(仕事)よりも、人間関係を学ぶのが得策です。
班長はこう言いました。
最初の1年は「場に慣れろ」
2年目は「空気を読め」
3年目は「仕事を覚えろ」
と教えてくれました。
いかに、自衛隊になじむことによって、自衛隊ライフはいい方向に行くでしょう。
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