どーもダーキタです。
航空自衛隊(教育隊)を目指している人は、何かと情報収集しがちです。
なので、自衛隊ソレ誤解ですからは、部隊に入ってからそういう事か!
と驚く(勘違い?)ことは、あると思います。
ほかの部隊のことは分からないです。あくまで自分がいた部隊の話になります。
そして、自衛官候補生や一般曹候補生向けでもあります。
では行きます!!
自衛隊のソレ誤解ですから。 ←リンク先
やっぱりみんな体育会系??
元帰宅部です!元科学部です!!・・・・
航空自衛隊(自分がいた部隊)確かにそういう方はいました。
実際、その他にも東京大学出身や警察官出身、芸能人のマネージャーなど沢山、異業種が集まります。
教育隊の自衛官候補生は、腕立て伏せ、懸垂が一回もできない人もいたりします。
ホント、教育隊に入ったら目のあたりにします。
部隊(職種)によると思いますが、体力が一番重宝するのか?という考えでは、実際としては、曹昇任試験に必要であったりとします。体力測定としては、曹昇任試験で一番体を張ることだと思います。
なので空曹予定を卒業し、3曹になった瞬間、安心し人によっては、怠ける人がいたりしますが、
空士の見本となることから、維持している隊員もいます。
毎日キツそう・・・・
高校卒業し航空自衛隊の教育隊(3か月間)に入ると
あまりにも平日の1日が忙しく時間がない(休日を除く)です。
やはり入隊当初は、自衛隊の事も知らない方が多く、時間がない忙しいとことは多々あります。教育隊も後半になってくると、靴磨き、バームクーヘン、プレス等、要領(時間管理)がよくなり、次はあれしなくちゃな!という考えになり、当初のあの余裕の無さはどこにいったのだ??となります。
「だいたい、残業がありません」
動画内ではこのようなことを話されてます。
因みに国家公務員法には「残業の定義」はありません。そもそも国を守ることから、常時(24時間)です。(各職種によります)
航空自衛隊の課業時間(就業時間)は08時15分~17時00分までです。
17時を超えると、個人の練成や提出書類の作成などから個人の時間を使います。
やはり、先輩の目、上司の目があるとなかなか帰りづらい環境があります。
そして、幹部自衛官は何かと夜遅くまで、幹部(上司)や関係隊員とのやりとりや、部隊内で事故や服務事案が発生した時には、上司に報告する書類を作成したりするので、そういった意味では残業してます。(残業17時以降働いても給料に反映されない)
シフト勤務として勤務している自衛官は、給料増えないの??と質問来そうですが、シフト勤務(24時間)している隊員は特別勤務手当(1日400円~1000円位)が支給されます。
仕事は肉体系ばっかり?
航空自衛隊の肉体系の仕事(勤務内容)としては救難、警備、消防だったりします。
その、救難、消防、警備は普段の業務(部隊配置)では基本肉体系の仕事ではしないです。民間企業に勤めている人から、テレビの影響があってか、「毎日、毎日きつい訓練していたの?」と聞かれますが、空自でやっている訓練はテレビでやっている感じでの想像している体力、精神を削る訓練ないです。(部隊によるけど年1回程度の演習の警備訓練が大変だったりします)けれど、個人で体力練成して、体力の維持のために、アクチャル(実働)に向けてやってたりします。
救難教育隊、第3術科学校(消防、警備)はいわゆる、教育隊は体力が必要とするので、この入校中に体力練成する部隊になります。救難隊の教育隊は限界突破「ガチできつい」と話は聞きます。
外で行う職種は航空機整備や施設(土木)などです。
整備士は夏、冬でもハンガー(扉)は開放されているので寒かったり、暑かったりと体力が削られます。
施設(土木)は滑走路の周辺の草刈り、滑走路の除雪作業で重機使用します。
そういったことであれば、事務系の職種がいいですね。(個人による)
航空自衛隊で信号ラッパを吹く部隊(職種)は「警備」になります。
自由が無さそう・・・
自由が無さそう。。。。
基本、自由はあります。
けれど航空自衛隊(教育隊)を卒業後の部隊配属、最初の2週間は外出ができないことがあります。
なので、動画内では「夜は!」「僕は!」「僕は!」と見えます。
その自由がないと感じるのは、「集団生活」していることだと思います。
現役自衛官(空曹)でも感じることですが、「高卒上りの人は何をしでかすが分からない」(人による)です。
教育隊上りの営内(部隊配置)には、必ず先輩と一緒になります。自衛隊の常識と民間(高校上り)の感覚だと人によっては大きく食い違うところがあります。そこで、営内のローカルルールや部隊の特性をそこで学んでいきます。
教育隊→部隊配置になっても、すぐに外出できるわけではないので、そういった意味でも自由を感じることは少ないと思います。基地内を駆け足でも、走っていい場所、時間が決まってるので、先輩に聞きいて走らないと、大ごとにも発展しかねないです。
営内での飲酒は、殆どの基地では禁止だったりとします。
入校中は営内飲酒は絶対に禁止です
見つかったら、原隊復帰や、懲戒処分ものにもなります。
そこで、「自由」という考えだと、
教育隊上りだとしたら営内でスマホを触る、先輩のテレビを借りる、漫画を読む、BX(売店)に行く。個人によっては、プラモを作る、体育館、プールに行って体を動かす事かな?と思います。
外出ができれば、基地内でできないことであらば自由になれますね。
門限以内であればのお話ですが・・・
基地内から出られないってホント??
自衛官は6大義務の中に
「指定場所に居住する義務」(自衛隊法55条)
があります。
教育隊であれば「指定場所は基地内の寮(営内)になります」って感じです。
自衛官は外出するにしても、制限がかかってるので、その制限を解除するために根拠を作成します。
その名も「外出許可申請」です。
部隊によっては、申請はスタンプラリーで、各内務班長、関係上司に確認し、決裁までしたりします。教育隊は行き先を書いて一括して提出するので班員としては楽だったりします。
この動画内では、しっかり当直室にて、外出証を受け取り、正門で警衛隊員に身分証明書+外出証の点検をして、やっと自由に外出します。(外に出でも自衛隊員の自覚は忘れずにと指導されます)
営内者はこういった手続きが必要になりますが、
営外者は「営外居住証」が発行されるので、これこそ自由に行き来できます。
男ばっかり??
年々女性自衛官(WAF)は増えている傾向には、確かにあります。
航空自衛隊でも女性初パイロットなど取り上げているくらいです。
パイロットだけではなく、基地警備も女性自衛官を採用しています。
それだけ女性自衛官に力を入れているようには見えます。
ただ、問題点は異性交流に伴う問題だったりします。
あまりそこには触れません。。。。
最後に
個人的には思うのですが、
インターネットや広報が教えている内容で
自衛隊を知らない人は、航空自衛隊ではこんなことができる!!と想像力に満ち溢れます。
けれど、理想とギャップがあったりしますね。自分もその身でもありました。
長くいれば、沢山の事を学ぶ機会もあります。
以上ッッ!!
終わりッッ!!
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